November 14, 2009

セール前夜

明日、メルボルンでInglis Race Horse Sale が開催されます。私も、Lot No. 116 Mossman × Duchess Redoute's を上場しています。

馬を売るのはこれで2回目です。1回目はミックスセールで当歳を購買して、それを1歳時にピンフックしました。購買価格が$14,000、売却価格が$28,000ですので、その時はほとんどチャラという結果でした。

しかし、明日は相当に厳しそうです。

Azeri を例に出すのは失礼なんですけど、あれだけコーマーシャルバリューのある馬でも、一年で半額・数億円の評価減ですからね。前々から指摘しているように、種付け料が余りにぼったくりすぎて、仔馬の市場価値より遥かに割高なんですから、自前の種牡馬を持っていないようなところは、支払う種付け料分まるまま損をしているという状況なのでしょう。あのAzeriを売ったところも、余裕があればあんな値段では売らないでしょうし、ここ数年は牧場受難の時代となるでしょうね。これからが本当の地獄だってやつです。

しかし、ゴーストザッパーで種付け料20万ドルだったのが、5万ドルまで落ちてるわけで、こんなのつけてたところは、そりゃ当たり前に苦しいでしょうな・・・。まぁこれからはもう高馬が売り辛いのは間違いなく、かといって安馬が売れるわけでもないので、多くの人がそうしているように生産をしないというのが唯一の正解なのかもしれません。夢を追いつつというのはいいのですけど、種牡馬をもってない限り商業ベースに乗せるのは無理そうな印象があります。

で、明日のセールなんですけど、まぁトレーニングセールなのにトライアルを走ってないわけで、既に負けは決まっています。正直、3月から厩舎に預けて7月にはトレーニングセールに出すことを繁実師には伝えてましたから、それで10月に放牧ってのは愚痴の一つも言いたくなるのですが、なんだかんだあるのが馬という事でどうしようもないのでしょう。ただ、もう1回ピンフックにチャレンジしてみようという気はなくなってしまいましたね。特に敗因も無いといいますか、不戦敗ですから・・・。

まぁとりあえず多分リザーブまで届かないと思うので、もうあと$8,000程度の損を上乗せして、デビュー戦だけは走ってもらうというオペレーションになるんじゃないかなと想像しています。そのレースで見所がなければ引退ですし、それ以前にデビューするまでにまだ半年かかりますなんて話だと12月のミックスセールで投げざるをえません。

というか、本当に何のために馬主をしてるんだって話でして、良い事も楽しい事も全く無いというのが現状ですから・・・。まぁ走らないと決まったわけではないので、一度は競馬場で走ってもらわないとダメですね。300万円の元を取ったとはなりえませんが、走らせてダメなのは仕方ない事ですからね。

投稿者 Jyoukan : November 14, 2009 11:41 PM
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