前日の宿が苫小牧でしか取れなかった関係で北海道市場には9時半着。展示は9時からだったので、最初の組を見ることは出来ませんでした。
いや、実はですね、大体セールに参加する人は千歳空港でレンタカーを借り、1時間半ほど運転して市場へ行くのが普通なそうなのですが、私はそんなことすら知らなかったので、普通に電車で行ってたのですよ(笑)。なので、数時間に一本しかない鈍行の日高本線に合わせるしかなく、こんな時間に到着したというわけです。もうね、静内駅に着いたらタクシーすら居なかったので、おそらく電車に乗ってきたのは私だけだったのでは?とも思います(笑)。
北海道市場の建物は立派で、受付では馬房表や測尺の一覧表は勿論のこと、飲み物まで準備されていて致せり尽くせりといった趣でした。今回というか、大抵いつもそうなのですが単独行のつもりが、オータムセールに参戦することをご挨拶したところ、かずら先生に大変お世話になることとなり、休憩所の部屋や昼食まで完備というコバンザメVIP待遇になったということも大きかったのですが(笑)。先生の人徳といいますか、お知り合いの馬主さんを含めて全員で10人ぐらいの大所帯でしたね。
さてさて、馬の方なのですが、日本のセールでは「展示」という習慣があるみたいで、とりあえず上場されている馬全部が広場へと馬房から出てきます。これはですね、いやもう凄くいいですよ。とりあえず血統面で興味が湧かなかった馬でもチラ見で見ることが出来るわけですから。実際、これのお陰で興味が湧いてきた馬が相当数いました。
さて、私もとりあえず荷物を預けてから、水族館を思わせるような人の流れにのってその展示されている馬を見ていったのですが、初日はですね、まぁ正直良く分かりませんでした。というのは、天気が崩れて土砂降りだったんですよね。カッパを着こんで一応全部見ましたが、集中力が途切れるので相当に辛かったです。カタログを見直しても、買ってもいいかなという評価まで行ったのは、アドマイヤボスの牝馬1頭だけで、それも理由が「パッと見でウォーニングに似てるなと思ったらBMSがウォーニングだった」というただそれだけのものでした(笑)。
勿論じっくり馬を吟味していないのに参戦までいたるはずもなく、初日はただ馬を見ただけという感じでしたね。こういう悪天候のときにこそ、まぎれが生じるのかもしれませんが、やっぱり馬を衝動買いするのは私の性には合っていないようです。というわけで、勝負は素直に翌日に持ち越し。3日目は昼前には帰るつもりでしたから、もし買うなら明日に買わないとなという状況になったわけです。
ただし、2日目勝負といっても、元々無理して買う気は更々なかったので、夜は温泉宿で普通にリラックスという気合のなさでした。それが一転して、片道の飛行機代を無駄にしてまで滞在を延長させることになるとは・・・・。初日の段階ではそんなことになると露ほども思っていなかったのです。