May 23, 2006

いつも通りの旅立ち

オーストラリアへ出発する日となる17日(水)。

当日の予定は、14時30分新千歳空港発の飛行機で羽田空港へ行って、品川にて太郎さんやN氏とお茶、それから19時発の成田エクスプレスを成田空港第2ターミナルで降りて、21時25分発のカンタス航空QF60便にてシドニーへ向かうというものでした。

出発前にも書きましたが、まずは仕事を終えない事には札幌を出発できず、午前中のルーチン開始3日目のシステムが安定していることがその絶対条件となります。個人的には、GWを潰して準備を整えていましたし、ルーチン開始後にジタバタすることは無いと思っていたのですが、お客様の追加要望に応える形で一部の仕様を変更しており、その稼動が安定するか見極める必要性がありました。

「何か一つでも障害が発生すれば旅行はキャンセルだな」と覚悟はしていたのですが、まだこの段階に及んでも設定を変えようとする他社の責任者を説得し、とりあえずは正常動作を確認。担当営業は帰って欲しくなさそうでしたが、「ルーチンも始まっていますし、この段階で一旦締めます。追加要望はまた改めてテストを行なった上でシステムに反映させましょう」と告げ、12時には札幌を発ちました。これね、不思議なもので、「例外的に対応します」と断っておいても、一旦なにかしら了承すると。それが当たり前のように思う人って多いんですよね。人の好意は感謝するものであって、利用するものじゃないんです。会社員をやってると、なかなかそんな正論は通じないと分かってはいるのですが、正直なところ、かなり後味の悪い仕事でした。

まぁとは言え、オーストラリアへの旅行が無ければ、もう一日ぐらいは念のために滞在していたであろうことは確かで、新千歳空港へ向かう途中にも何度か「もう諦めよう」と思ってはいましたな。そして、16時に羽田へ着いた時に会社へ電話したら、トラブル発生の連絡ですわ。営業はカンカンです。

ところがね、もう書くのも嫌になってきているのですが(笑)、コレ他社の方がトラブルの原因なんですわ。「なんで他社のトラブルを俺が対応せにゃならんのだ」と思いつつも、対応に追われることになりました。太郎さんやN氏とのお茶どころじゃありません。もっともお二人とも仕事が入ったようでキャンセルだったのですが。

とりあえず、他社の肩を持つ同僚(ツーツーで仲が良いらしい)に電話でブチ切れて(お前はどこの会社から給料貰ってるんだと)、他社側が正常動作を確認するまで電話で待機。各方面にメールを出して事態が収束したのが19時前でした。品川駅から成田空港までは、85分程度かかるので、19時発の電車に乗り遅れるともうほとんど飛行機に乗るのは絶望的な状況となります。

かなりウンザリしながら品川駅までダッシュしましたが、やはり8分差で成田エクスプレスに乗ることは適わず。最悪です。

この時点での選択肢は、以下のようなものでした。

1)品川で宿をとって、明日の朝イチで札幌に戻る。
2)普通電車を乗り継いで、成田へ向かう。
3)19:50発の次の成田エクスプレスで成田へ向かう。

とりあえず2)は却下。乗り継ぎに必要な時間が完全には把握できてないし、19:20に品川を出発すると言っても特急で85分かかるのだから、30分のアドバンテージはほとんど無きに等しいと思ったからです。そして、19:50品川発の電車が成田空港に到着する時刻は、21:11分。出発時刻まで14分の猶予しかありません。

ただ、実はこんなことになるんじゃないかと思って、航空券は空港受け取りにはせず札幌で滞在していたホテルに郵送してもらっていました。チェックインの時刻は45分前までが原則ですが、それさえクリアすれば出国検査とセキュリティチェックを数分で終えれば全く間に合わないということもありません。また、確か21時40分発のブリスベン行きもあったはずです。

札幌にはどうせ翌日に戻るしかないこともあって、とりあえず19時50分発の成田エクスプレスに乗車することに。そして、電車がくるまでに30分あるので、その間に空港へ電話です。

「すいません。実は21時10分頃に空港に着くのですが、チェックインが出発時刻の10分前ぐらいになりそうなんです。チェックインの締め切りを延ばしていただくわけにはいきませんか?無理なら次の飛行機に空席があるか確認したいのですが。」と。

氏名と便などいくつかの確認をされてから貰った返事は「カンタス航空に聞いてみます」というものでした。そして、その10分後に貰った返事は意外にも「了解しました。待ってますので、急いできてください。」だったのです。飛行機に乗った時に稀に「まだ着いていないお客様がいらっしゃいますので」とアナウンスが流れることがあったので、もしかしたらと思って電話をしたのですが、やはり諦めずに手は打ってみるもんなんですね。駅に着く15分前にも確認の電話を入れたのですが、やはり「待ってますので、Fゲートに来てください」と返事をいただき、電車の中では少し安心できました。

ただ、そうは言っても、21時25分に遅れるとまずいだろうと思って、駅に着いた途端に全力疾走ですわ。トランクを抱えて、クラス対抗リレーでアンカーだった時以来の本気モードでダッシュです(笑)。そして3階分の階段を駆け上がってFゲートに9時12分到着。それからカンタス航空との合同シェア便を運行している日本航空職員と交わした会話は以下のとおりです。

俺様:「ぜーぜー、さき程から電話していたカンタス航空のシドニー行きに乗る〇〇です。チェックインをお願いします。」

JAL職員:「は?その便はもう乗れませんよ」

へ?

俺様:「いや、電話で確認したら「待ってるので急いできて下さい」という事でしたけど・・・。ここで合ってるんですか?」

JAL職員:「合ってますけど、乗ることができるとは言ってませんよ」

・・・・・

俺様:「21時10分ぐらいに着くと予め言っていて、21時13分に着いてるのに乗れないって、それじゃ最初から乗れないってことじゃないですか。無茶苦茶急いで来たんですよ。確認も2回してるんですよ。」

JAL職員:「お客様、お客様が遅れたのは、お客様が家を出る時間が遅かったからですよね?どうして遅れたのですか?」

俺様:「仕事があったからですが」

JAL職員:「しばらくお待ちください(トランシーバーで会話)」

・・・・・

JAL職員:「もう他のお客様は全員搭乗済みですので、やはり無理です」

・・・・・

俺様:「次の便に空席があるかどうか確認してください。あったら取ってください」

JAL職員:「あるにはありますが、ブリスベン行きです。さらにその便ですと、ブリスベンからシドニーまでの費用はお客様もちですし、40分発ですから余り時間があr・・」

俺様:「そんなことはどうでもいいから、早く取れっていっとんじゃ!ボケがぁ!!(激怒)

JAL職員:「わ、わかりました」

・・・・・

新しく搭乗券を発券して貰って、これがまた一番端にある搭乗ゲートまで再度ダッシュ。途中の入国審査官のオッサンも悠長な手つきで、これがまた相当むかつきましたな。

ブリスベン行きの飛行機の座席に着いたのは21時24分でした。もう汗まみれで息も絶え絶えです。そして出発が遅れて離陸したのがほぼ22時。JALもそりゃ、こんな対応しかできなかったら赤字にもなりますわな。

というわけで、ジェットコースターのような山あり谷ありの顛末を経て、実は無事に機上の人となっていました。なんかもう、改善されるどころか、どんどんひどくなっているような気もするのですが、とりあえずこうして今回の旅のスタートは切られたのでした。

投稿者 Jyoukan : May 23, 2006 02:12 AM
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