February 22, 2005

シンガポール経費予測

先日、「競馬と株の相変わらずの日々」を運営されているZetonさんとシンガポール競馬に関して、チャットで話をする機会を得ました。真偽の程は不明ですが、私が感じているシンガポール競馬のメリット・デメリットをざっくり書きますと

(メリット)
・2歳戦が中心でないため、AUで安価にて購入できる晩成タイプの馬で問題ないというのと、絶対頭数が少ないため適性さえあれば高馬でなくても十分勝負になる。
・預託料が約17万円/月と一定であり、競馬場への輸送費も必要が無い。
・下級条件の賞金はAUのそれより高い。

(デメリット)
・AU→シンガポール間の輸送費がかかる(約80万円)
・レース登録費が必要
・年中、厩舎にいるというのは馬にとってかなり厳しい環境だと想像する。環境に適応しきれない馬、消耗が激しい馬は、競走期間が短くなるのではないか。
・最後はほぼ薬殺処分になるのでは・・・。

こんな感じでしょうか。経費予測の方は、5月のセリで買ったとすると

【5月:購入時費用→合計:$28,840(約230万円)】
馬代金:$25,000
GST(消費税):$2,500
購入前検査:$590
エージェント料(3%):$750

【5月〜翌年3月:育成費用→$13,750(約110万円)】
5〜7月まで放牧:$1,500
8〜9月まで馴致:$4,000
10〜11月まで放牧:$1,500
12月馴致:$2,000
1〜2月までプリトレ:$4,000
3月放牧:$750

【4月:輸送費→$10,000(約80万円)】
【4~6月:デビュー前調教→$6,000(約48万円)】

デビューまでに必用な経費:468万円

ざっくり500万円。シンガポールでの維持費を年間200万円と仮定すると、大体年に3勝というペースで3年間活躍しないとペイできない計算になります。まぁ3歳から7歳までびっしり走ってくれればかなり浮くだろうとは思いますけど。

見方によっては、500万円でシンガポールで活躍する可能性が高い馬を所持できるというのは、それはそれで面白いだろうと思います。シンガポールって往復航空券と一泊どこかのホテルがついて5万円程度でしょうから、会いにいくのもそんなに無茶苦茶負担ってわけでもないですからね。ですから、あくまで損得抜きにという事でしたら、チャレンジする価値はあると思います。

やっぱりこのプロジェクトを立ち上げるのに最も必要なのは共有者でしょう。これを一人でやれってのは、かなりリスクが高いです。せめて5人は賛同者を集めて、一人あたり100万円の負担におさめないと、なかなか立ち行かないのではと思います。

ポイントは馬代で利鞘を抜かない事でしょうね。ただでさえリスクが高いのに、馬代までピンハネされたのでは誰も協力しようとは思わないでしょう。実際、オーストラリアでは調教師が馬を買って、その馬主を募集するというシンジケートが主流なのですが、その形態の場合は利鞘を抜いていません。調教師側は預託料も入るし、進上金もあるわけですから馬代で稼がなくても元々リスクはないわけです。今回のケースでは、募集者が調教師ではないので、何の得になるわけでもありませんが、ボランティアで頑張るしかないと思います。

Zetonさんは、かなり乗り気になってらしたので、もしかすると彼が馬を購買して共有者を募集するかもしれません。その時には最大限に協力したいと思いますし、読者の方で、もし興味がおありなようでしたら是非注目していただきたいですね。


投稿者 Jyoukan : February 22, 2005 12:56 PM
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